「年収200万なんだけど、結婚はできないのかな」
「子供の年収が低いんだけど、親の自分がいなくなったあと生活がどうなるか不安」
と悩んでいる人は多いです。
そこで今回は、年収200万台で結婚して子供を授かった僕の実体験をベースに
リアルな生活水準や家計簿を紹介していきます。
この記事では
- 年収200万台の生活水準
- 結婚や子育て
- 家計簿の考え方
- 生活はできるのか?
といった知らないと損をしてしまうような内容を紹介します。
年収200万台で結婚して子供を授かる
Twitterで以下の内容をつぶやいたら普段より反応を多くいただいたので、お役に立てればとこの記事を書きました。
またこのツイートに以下のようなメッセージもいただきました。
娘の将来を悲観していたけどちょっと希望が持てました!
こういった方の不安を少しでも希望に変えられればと思っています。
個人を特定されない程度に具体的に紹介していきます。
※特定が怖いので多少ぼかして記載しますが、根本的な部分(生活水準など)は変化はありません。
結婚時のプロフィール
年収200万円台前半で結婚しました。
男性です。結婚は20台後半でしました。
精神の手帳持ち3級です。
結婚当時の家計簿を公開
家賃 | 80,000円 |
奨学金返済 | 15,000円 |
現金貯金 | 30,000円 |
積立投資 | 30,000円 |
医療費 | 10,000円 |
光熱費 | 25,000円 |
食費 | 40,000円 |
外食費 | 10,000円 |
日用品 | 15,000円 |
通信費 | 12,000円 |
お小遣い(二人) | 63,000円 |
その他 | 10,000円 |
合計 | 340,000円 |
夫婦共に手取りが約17万です。
入籍した当時は額面20万だったと思います。
賞与については妻が1.5ヶ月。僕が寸志です。
毎月の生活費に加えて
- 奨学金の返済
- 積立投資
- 現金貯金
などもできています。
固定費はかなり絞っています。
※細かい設定や節約のコツなどは、次回以降にします。
生活水準はどのくらい?
住んでいる地域
政令指定都市かつ大都市(人口50万以上)に住んでいます。
車は持たない
車の免許は持っていますが、運転が致命的に下手くそなので車は所有していません。
なので必然的に駅近の物件になります。徒歩3分圏内です。
駅近なのでスーパーなどの日用品を買い物するお店も集まっています。
車の維持費は諸々込みで平均月5万円ほどなので、車がどうしても必要なときはタクシーを使います。
そっちの方が安くて便利です。
※もしこの年収で車を所有したい場合は、駅から徒歩15分以上なら家賃とのバランスがとれるかな?といったところです。
治安は非常に良い
治安が良い地域に住めています。
治安が良い地域はトラブルが少なく、もし近場でパートやバイトをすることになっても心配事は少ないと考えました。
散歩を良くしますが、穏やかな人が多い地域だと感じます。
騒音などもなく、空気も綺麗なので気に入っています。
家賃
賃貸は1LDKです。
家賃は8万円前後です。
築20〜30年ほどです。
本当は家賃は6万円に収めるつもりでしたが、上記で書いた駅近の物件で6万円は1Kしかありませんでした。
固定費をあげるのは苦しいですが、車を所有しない分と差し引いてギリギリと考えて契約しました。
娯楽や趣味などは?
僕も妻も引きこもりタイプなので、基本的には家の中で映画や漫画を楽しんだりしています。
時期などによりますが、繁華街に買い物を行ったり映画館デートやカフェなども楽しんでいます。
高級ブランドの服などは買えませんが、それがなくても30年生きてこれたので、必要になったら買います。
僕個人としては読書が好きなので、電子書籍を大量に買ってます。楽天koboなどはまとめて買うと40%引きになったりします。
メルカリで本を買って読んだら売るなどもしています。
子供は育てられる?
子育て費用は平均して月5〜7万あれば良いとされています。
なので、貯蓄+固定費+変動費を差し引いて5〜7万残っていたら大丈夫です。
僕の場合は、先ほど公開した家計簿のお小遣いと貯金のところを調節しました。
周りの子育て経験者に聞いたりしてみましたが、皆さん口を揃えて「なんとかなる」と答えられていました。
(実際に育児してみると「なんとかする」に近いですが⋯)
自分の場合なんとかする具体的な方法は、親のお小遣いを減らすことと国や市からの支援を調べて申請することでした。
また孤独に陥らないように、専門家の相談先を複数用意しておくと良いです。
産婦人科などで「こういうことで悩んでいる」と伝えると専門機関を紹介してもらえます。
育児で絶対にやってはいけないことは一人孤独になってしまうことです。やばそうだったら絶対に周りの人に相談してくださいね。
貯金や投資はできる?
個人によって、貯金や投資ができていると実感できる金額は違うのでここでは手取りの1割と設定します。
手取りが夫婦合わせて30万円代なので、3〜4万が基準値です。
今のところ、貯金も投資もできています。
現金ばかり持っていても仕方がないので、現金は100万貯めたら、現金に回していた分も全て投資に回しています。
貯金は主に、大きい医療費や家電が壊れた時などに使用しています。
投資はニーサを使ってインデックス投資が初心者にはベターで一番失敗がありません。
なぜなら投資の世界で1番儲かる人は「死人」または「投資したことを忘れている人」と言われているからです。
それに習ったやり方が、何も考えずにできるインデックス投資となります。
個人的には、もしお金に余裕ができれば配当型の投資も始めたいと考えています。(そうしないと資産は増えてもキャッシュフローが充実しないので)
辛いことや苦しいことは?
「でも、生活できるとしても苦しいこともあるんでしょう?」「年収200万と年収1,000万なら絶対後者でしょう?」
という疑問をもたれると思うので、こちらもご紹介。
年収はやっぱり高いほうがいい
まず、年収はやはり高いに越したことはありません。
年収800万くらいまでは、あがればあがるだけ幸福度が増すといわれています。
できれば年収400万まではいきたいですね。
どうすればいいのかは色々勉強中です。
生活していくうえで苦しいことは?
やっぱり「自分が年収もうちょいあれば、色々なことできるのにな」とかは思います。
特にこれからは子供が成長していく過程で、より顕著になってしまうと予想しています。
妻にももっと色んな選択肢をもってもらえるのにな⋯という思いもあります。
どうしても僕自身にスキルも希少性もないので、給料の伸びなども期待できないです。諦めて副業しています。
「副業より残業の方が効率よく稼げる」という意見があります。9割正解だと思います。というか会社勤めの方が稼ぎやすいです。
会社で数時間残業してもらえるお金は、副業で数ヶ月かかってやっと稼げる額、というのは副業あるあるです。
それでも副業をする意味は、もしものときの保険と人生の希望のためです。
会社以外の人たちと仕事をするのも、良い気分転換になるのでオススメです。
生活レベルまとめ
まとめです
- 政令指定都市かつ大都市
- 車の所有はなし
- 駅近徒歩3分
- 買い物には困っていない
- 治安レベルは非常に良い
- 1LDK
- 貯金や投資も可
- 結婚も子育てもできる
まとめ
結論、200万円台で結婚しても幸せに暮らしています。
なのであんまり心配しすぎなくても大丈夫だと思います。
最悪、働けなくなっても生活保護がこの国にはあります。失業保険や傷病手当もあります。
なんとかなります。
「仕事を辞めるとご飯を食べれなくなる」=「死」と連想してしまうと思いますが、
仕事を辞めても収入が少し減るくらいなので大丈夫です。
人生わりとなんとかなります。
まぁ最後にこれを言うとなんですが、この生活水準を辛いと感じる方もいれば、恵まれていると感じる方もいらっしゃると思います。
そこに絶対的な解は存在しません。
あくまで基準は「僕個人が今の生活に満足しているのか?幸せか?」としていて、その解答としては充分恵まれていると感じるし幸せに暮らしています。
200万円台で結婚して幸せな家庭を築けるのか、という問いに対する回答は人の数だけあります。
ただ「この生活水準で幸せに暮らしている人は0人です。存在しません」と「幸せに暮らしている人はいます」は意味が全然違いますよね?
一番初めにも書きましたが、この記事を公開した目的は「同じように悩んでいる人に、希望を持ってもらいたい」からです。
幸せ自慢でも不幸自慢でもなく、他人と比べるわけでもなく、もっとフラットに「幸せにちゃんと暮らせますよ」「結婚も子供も授かれますよ」と必要な人に届いてほしいと思っています。
(個人的には結婚や子供の有無で人生を測るものではないと考えています。が、選択肢はできるだけ多い方が良いと考えているので書きました)
その趣旨だけ理解していただければ幸いです。
このブログでは、生活の工夫や知恵などを発信していきます。