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ADHD

生きるのが苦しいから認知行動療法をはじめてみた話

認知行動療法をはじめてみた

最近、認知行動療法というものを始めてみました。

認知行動療法はカウンセラーさんと一緒にしなくても、個人が一人で本を買ってきてワークブックを進めていくことで、ほぼ同じような効果を得ることができます。

認知行動療法をざっくり説明

認知行動療法とはざっくり説明すると、自分の苦しい気持ちや「自分がダメなんだ」という気持ちを修正することができます。

まだ勉強したてで正確なことはあまり言えませんが、自分が生きてきた中で、凝り固まってしまった脳のプログラムを一旦解除して、楽な姿に書き換え直すイメージです。

生きていくためのプログラム

例えば、子供時代に生きていくために身につけたノウハウがあると思います。

例えばそれは、坂道で自転車を手放しで乗ったら危ない、というのもそうです。

学習したら、今度から自転車を坂道では手放ししなくなりますよね。

もっというと、いじめっ子がいたとして、いじめっ子に従うのはあまり良い気持ちにはなりませんが、でも従っていたほうが安全に学生生活を送れますよね。

そうやって、自分が生きていくために学んだことが脳にプログラムされています。

全てが正しいプログラムではない

私たちはこの経験をもとに大人になっても判断していきますが、この作られたプログラミングが全て自分にとって良い方向に作用しているわけではありません。

例えば、いじめられたとして「私は無価値な人間なんだ」とか「私は周りに迷惑をかけるだけの人間なんだ」というのも脳にプログラミングされてしまいます。

しかし、これは客観的に見たら間違いだということはすぐにわかります。

ただし、人間は自分のことを客観視することはあまり得意ではありませんので、なかなか気づけません。

その価値観が植え付けられてしまっていることにすら気づいていない人が多いです。

それを見直して、取り除いて、楽に生きるためのプログラミングをするのが認知行動療法のイメージです。

認知行動療法をしようと思った理由

僕が認知行動療法をしようと思ったのは、生きているのが苦しいからです。

人とうまく接することができないし、ADHDがあって仕事もうまくできません。

また、僕がADHDと診断されたのは今年の4月です。なので、自分の感覚が全部間違っているような気がして、人と喋るのも怖くなってしまって、不安になってしまいました。

その結果、どんどん認知がこじれていき、生きているのが辛くなり、家族にも自分がいることで迷惑をかけてしまっているんだなと考えてしまうようになりました。

誰かに「心配しているよ」と言われても、こんな無価値な人間を心配するっていう意味が全くわかりませんでした。

それは今でもわかっていません。

このままだったら、せっかく自分の何かを解いてくれる周りの人を傷つけてしまう結果になると思ったので、自分を変えたいなと強く思い、自分一人でもできる認知行動療法を学ぼうと思ったわけです。

1日10分

僕が買った本は、1日10分のワークを続けていけばいいらしいので、今は毎日コツコツ認知行動療法をやっています。

ただし、1つ注意点なのですが、認知行動療法は実はとても苦しい思いをする可能性があります。

なので、うつがあまりにも苦しい人は先に先生に相談した方が良いと思いました。

僕みたいに生きるのが苦しい人や「なんで自分が生きてるかわからない」という人は、まずは試しに認知行動療法にチャレンジしてみてください。

本屋さんで1000円位で本が買えるので、1000円で人生が楽になると考えたら、こんなにお得な買い物はないと僕は思っています。

ちなみに僕がやっている本はこちら↓

双極性障害とADHDをもつ一児の父
ねこねこもち
気づいたら双極性障害とADHDを抱えてしまっていましたが、人生をより良いものにするために勉強中。