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ADHD

【認知行動療法】アサーションの練習はAIが便利

現在、私は認知行動療法の勉強をしています。それと並行して「最強のコミュ力のつくりかた」という書籍を読んでコミュニケーションの悩みの解決に取り組んでいます。

そこで気づいたのは「アサーション」の習得が今の自分にとって最優先で身につけるスキルだということです。(正確には「最強のコミュ力のつくりかた」に記載されているのはアサーションではありません)

そこで今回は、アサーションについてざっくりと説明しながら、自分が勉強していて気づいたことを紹介していきたいと思います。

結論

アサーションは実際にやってみると、声に出して練習するのがとても効果的だと感じました。

その練習方法として、AIを活用するのが心の負担も少なく、気軽にできるので便利であると発見しました。

今回はアサーションについてだけでなく、AIを活用した練習方法についてもお話しします。

【ざっくり解説】アサーションとは

アサーションとは、「自分を尊重する」「相手を尊重する」「素直かつ明確に伝える」という3つのポイントを大切にした、攻撃的でも受け身でもない、適切な伝え方のことです。

この3つの要素を使って文章を作り、それを相手に伝えるのがアサーションです。

実際にやってみた

アサーションを練習してみて、いくつかコツがわかりました。

まず慣れないうちは、自分の気持ちをその場で伝えるのではなく一度場を離れて落ち着いてから伝えるようにしました。

そして冷静になってから「自分を尊重する」「相手を尊重する」「素直かつ明確に伝える」という要素を考えて文章を作ります。

たとえば「相手の話し方が乱暴に感じるとき」にはこう伝えます

「あなたの言葉遣いが少し乱暴になっています。私はその言葉を聞くと心がつらくなります。なので、もう少し優しい言葉で話してもらえるとうれしいです」

このように、

1. 事実を伝える(何があったのか)

2. 自分の気持ちを伝える(どう感じたのか)

3. 自分のお願いを伝える(どうしてほしいのか)

この順番で話すと、相手に伝わりやすくなります。

また自分のお願いは「~しないでください」という否定文ではなく、「~してもらえるとうれしいです」という肯定文で伝えると、より優しい印象になります。

さらに相手がイライラしていたり興奮しているときには、この文章を全部聞いてくれる余裕がないこともあります。

相手の様子を見ながら「今ちょっとお話ししてもいいですか?」と確認してから話すと、よりスムーズに伝えられます。

実際にやってみた結果

アサーションを試してみた結果、初心者なので完璧ではありませんが、相手の反応が普段よりも穏やかになったと感じました。

また自分の言葉遣いや態度も以前より落ち着いてきたので、自分のためにも相手のためにも良い方法だと実感しました。

特に家族との間では、アサーションを使うことでコミュニケーションが良くなったと思います。

家族は一緒にいる時間が長いので、ちょっとした言葉遣いでケンカになることもありますが、アサーションを使うことでお互いの気持ちを大切にできるようになりました。

特に長く一緒にいるパートナーには、アサーションをしっかりと使っていきたいと思いました。

難しい点

ただいつも簡単にできるわけではありません。

たとえば相手がとても攻撃的だったり、理不尽なことをされたときには、冷静にアサーションを考える余裕がなく、反射的に強い言葉を言ってしまうこともあります。

アサーションが本当に身についたと感じるのは、こうした反射的な言葉を使わず、アサーションで冷静に返せるようになったときだと思っています。

文章が思いつかないときはAIに例文を出してもらおう

アサーションの文章が思いつかないときは、ChatGPTのようなAIを使うのが便利です。最近ではスマホのアプリやブラウザで無料で使えるので、とても手軽です。

たとえば「こういうとき、どう伝えたらいいですか?」と質問すると、AIが例文を出してくれます。

それを参考にして文章を考えると、すぐに自分の言葉を作れるようになります。

AIに相談するのは、カウンセラーさんにアドバイスをもらう感覚に近いと思います。

AIの音声会話で練習

またアサーションは文章を考えるだけでなく、声に出して話す練習がとても重要です。

AIの音声機能を使って、相手と話す練習をすると誰にも迷惑をかけずに好きなだけ練習できます。

たとえば、AIに向かってアサーションの文章を話しAIから返事をもらうことで、実際の会話の練習ができます。

私が使っている無料版では音声同士の会話はできませんが、文章で返事をもらえます。

それでも、声に出して話す練習としては十分効果的だと感じています。

まとめ

アサーションは、相手とのコミュニケーションを良くするだけでなく、自分の気持ちを大切にする方法でもあります。

練習を続けることで自分も周りの人たちも、もっと楽しく過ごせるようになると思います。

これからも練習を続けて、家族や友だち、職場の仲間と良い関係を築いていきたいです。

また練習の過程については、このブログで引き続き書いていく予定です。

どこまで成長できるか、自分でも楽しみにしています!

双極性障害とADHDをもつ一児の父
ねこねこもち
気づいたら双極性障害とADHDを抱えてしまっていましたが、人生をより良いものにするために勉強中。