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ADHD

ADHDで大切なドーパミンをコントロールしてみようという試み

僕はADHDと双極性障害があります。

そんな僕が生活を改善するためにドーパミンについて調べたことを今回まとめます。

ADHDは、ドーパミンとノルアドレナリンとはきってもきれない関係なので、「ここなんとかすれば改善するんじゃない?」と思ったので、改善してみようと思ったのが経緯です。

ではさっそくいきましょう!

ADHDとドーパミン

ADHDと切っても切り離せないのが、ドーパミンとの関係だと思います。

ドーパミンは脳の神経伝達物質で、報酬系を司っています。

超簡単に言うと、何か行動を起こすときの「動機」「やる気」のようなものです。

ドーパミンが分泌されることで、脳はその行動を起こそうとします。

逆にいえば「ドーパミンを感じたいから行動する!」ってかんじですね。

ドーパミンが不足してるなら増やせばいいじゃない(脳筋)

ADHDでドーパミンが不足していると言われる場合、ドーパミンを多く分泌させることでADHDの症状が改善するのではないかと考えました。

そしてドーパミンについて調べていくうちに、「良いドーパミン」と「悪いドーパミン」のようなものがあると感じました。

厳密には、ドーパミン自体に良し悪しがあるわけではありません。

ただ僕たちの生活に与える影響の違いから、独断と偏見で勝手に分類してみました。

そのため、この記事には科学的根拠は一切ありませんが、ADHD当事者がどのようにドーパミンと向き合うべきかという私の個人的な考えとして記載していきたいと思います。

良いドーパミンとは?

まず、私が勝手に分類した「良いドーパミン」についてです。

「良いドーパミン」とは、そのドーパミンがきっかけの行動を起こすことで現実的に生活が良くなるようなものを指します。

以下のような行動によってドーパミンは分泌されるため、生活の質が改善され、ADHDに良い影響があるのではないかと考えています。

簡単にいえば、ドーパミンも増えるし健康にもなんぜ!ってことです。

  • たくさん睡眠をとる
  • 運動する
  • 散歩する
  • 何かの成功を収める(小さいのも可)
  • 人付き合い

たしかにこれをしとけば健康にもよくてドーパミンも出ていいことしかない!って感じはしますね

悪いドーパミンとは?

次に、「悪いドーパミン」について解説します。

「悪いドーパミン」とは、そのドーパミンがきっかけでこうだした結果生活の質が下がったり、何も得られない行動、あるいは他人にコントロールされやすい行動を指します。

必ずしもこれらが生活に悪いわけではありませんし、得るものが全くないわけでもありません。

ただし、過度に依存することで害をもたらす可能性がある行動だと考えています。

以下はその例です。

  • SNS
  • ゲーム
  • ギャンブル
  • 動画視聴
  • 浪費
  • 身体に悪い食べ物

これらの行動は、どっぷり時間を費やしてドーパミンを得ることを目的にするのは少し違うのではないかと感じました。

ただし、生活を圧迫しない範囲であれば、必ずしも悪いわけではないと思います。

良いドーパミンと悪いドーパミンの違い

良いドーパミンと悪いドーパミンの違いは、最終的に「生活を改善するかどうか」にあると考えています。

一時的な快楽や架空の報酬かどうかってかんじです。

また、企業は人々のドーパミンを刺激することで注意を引き、時間を奪おうとしています。

今の時代、企業は「可処分所得」ではなく「可処分時間」を奪い合っているともいえます。

そのため、ドーパミンを利用して注意を引かれすぎないよう意識することが重要だと思います。

一時的な報酬、架空の報酬とは

SNSの「いいね」や、ゲームのレアアイテム、それらの行動に対する報酬としてドーパミンが分泌されるものの、現実には何も残らない「架空の報酬」と今回は定義しています。

いやね、でも「SNSのいいねは人間関係がー」「ゲームはプロゲーマーがー」っていう方いらっしゃるとは思います。

わかりますよ。僕もSNSでリア友になった人もいますしオフ会にも行ったことありますし、ゲームがなかったら自分の人生灰色でしたからね。

でも、ここでいってるのはあくまでドーパミンの話しであり、SNSやゲームのコンテンツが無価値だとは僕も思ってません

むしろコンテンツ産業は日本の宝ですからね。

補足すると、SNSやゲームでお金を稼いでいるプロの方なんかはこのドーパミンとの関係性については熟知されてるので、そういう方はこの記事を読んでも何も感じないとは思います

(おおやけにしないでとは思うかもですけど)

個人的な結論

悪いドーパミンと分類しましたが、私自身SNSやゲームが大好きです。最近もゲームを買いましたし(ゲームキューブのソフト買っちゃったよね)、SNSは毎日使っています。

要は、自分の時間や生活を圧迫しない範囲であれば問題ないのではないかと思います。

この記事は、ADHD当事者として自分の生活を改善するために考えた一例ですので、あくまで参考程度に見ていただけると嬉しいです。

双極性障害とADHDをもつ一児の父
ねこねこもち
気づいたら双極性障害とADHDを抱えてしまっていましたが、人生をより良いものにするために勉強中。